売春ビジネスや風俗等の「身体を売る仕事」は、女性の肉体労働であると言える。
肉体労働というのは、体力がある若いうちは難なくこなせるので、こうした時期はハードに働いてハードに稼ぐという生き方ができる。
体力の有る無しは人によって顕著に違うのだが、健康な身体を持った若い女性は、凄まじい肉体労働をこなしてもまだ休日には徹夜で遊びに行けるほどの体力を持つ。
そのため、若く容姿の良い女性が売春ビジネスや風俗を始めると、一日に何回転しても体力に問題がなく、しかも若いというだけで引き合いが殺到するので、売春ビジネスや風俗で面白いように稼ぐことができるようになる。
稼いだ金は、どれだけ散財してもまたすぐに翌日には稼げるので、人生を面白おかしく過ごすことが可能だ。実際、そうやって若さを謳歌している女性は多い。
しかし、問題がある。体力も容姿も歳と共に衰えていくことだ。荒んだ生活をしていれば、体力と容姿は急激に衰えていくのだが、普通は「徐々に徐々に」消えていくので本人はあまり気付かない。気が付かないが確実に衰えは来ている。
売春ビジネスや風俗等の性サービスには、体力と容姿が限界に達する「壁」があると言われる。何歳で、その壁は来るのだろうか。