私が初めて広大なゴミ処理場を見たのは、カンボジアのスタンメンチャイという場所だった。(スタンメンチャイ。プノンペン最大の「ゴミ集積場」で思う

スタンメンチャイに入っていくと、まず最初に猛烈な悪臭に耐えなければならない。

悪臭というのは、普通の悪臭ではない。もう不注意に息をしていると吐くどころか気絶しそうな悪臭なのである。

最初に行ったとき、雨の降りしきる日だったせいか、生ゴミの腐った臭いが猛烈に漂って、私をそこまで案内したモトバイクの運転手はそれ以上先に進むのを拒絶したほどだった。

歩いてスタンメンチャイのどんどん奥に入っていくと、次に耐えなければならないのは、まるで黒煙のように渦巻くハエの群れだ。

それが顔と言わず、身体と言わず、無数に襲いかかって来て、まとわりつき、這い回って、ぶつかって来る。

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