ブラックアジア - 注目のランダム・トピックス
◆インドネシア・スラバヤの大規模な売春地帯が閉鎖の危機 ◆カンボジア・スワイパーに在籍していたベトナム女性の写真 ◆人見哲生。新婚旅行先のエクアドルで事件に巻き込まれ死亡 ◆ビジネスに失敗して、真夜中の世界に堕ちていくタイの女性
◆望まない妊娠をするタイ女性と、社会に沈澱する静かな怒り ◆トルコで、ひとりのレディーボーイが半殺しの目に遭った ◆日本で起きているタトゥーの摘発の裏側に何があるのか? ◆今や都市伝説。台湾の「淫虫」スタンプを巡る時代背景

BLACKASIA - www.bllackz.net

2017-02-09

カンボジア。嫉妬に狂って元恋人をめった刺しの英語教師

閲覧注意
カンボジアのプノンペン近郊で、ひとりの男が元恋人をナイフでめった刺しにして殺すという事件があった。

恨みがなければ、めった刺しという行為にはならない。女性の身体には28ヶ所の深い傷が残されていたので、そこからも強く深い憎しみが男にあったことが窺える。

めった刺しというのは殺人の手段としては無駄が多い。殺人を犯すにも、本来であれば一撃必殺で迅速に殺して迅速に立ち去るのが正しい方法であると言える。

殺人に手間取り、現場に長くいればいるほど目撃者が出てきたり、証拠を残したりして自分に不利になるからだ。

しかし恨みがあれば、そうした合理的な思考は吹き飛ぶ。合理的な行動よりも恨みを果たす方向に意識が向くので、自分の立場を危ういものにしても、長く現場にいて、被害者を苦しめ、死体を損壊する方を選ぶ。

この男もそうだったのだろう。

この男は21歳の女性と結婚も考えて付き合っていたのだが、女性の方はまだ結婚するつもりがなく、次第に結婚を迫る男の存在が疎ましくなったようだ。



 


2017-02-08

福井進。カンボジア女性を日本に売り飛ばした男の正体

2017年2月6日。ひとりの日本人がカンボジアで逮捕されている。福井進(ふくい・すすむ)、52歳。この男は何をしたのか。この男のことをじっくり掘り下げたい。

この男は2016年8月からカンボジアで20代の女性7人に「日本のレストランで働けば月30万円から50万円は稼げる」と勧誘して、借金を背負わせて日本に渡航させ、そこで群馬県の風俗業者に売り飛ばしていた。

なぜ群馬県だったのか。そして、群馬県に何があったのか。

それを知るには、福井進が逮捕される2週間ほど前の2017年1月18日にカンボジア外務省が発表したひとつの報道を見れば分かりやすい。この日、カンボジア外務省はこのように発表していた。

「カンボジアの20代の女性7人が、11月に日本に人身売買されていた。そして、日本の群馬県内の風俗店のオーナーに売春を強要されていた」

「女性たちは脅され、給料の支払いもなかった。その中で女性のひとりがカンボジアの大使館のフェイスブックに助けを求めるコメントを残し、カンボジア大使館が動いて群馬県の風俗店に監禁されていたカンボジア女性を救い出した」

群馬県と言えば、人口が少なく高齢者の多い県である。彼女たちはそんな群馬県のどこにいたのか。



 


2017-02-05

プノンペンで全盲の井上氏を追い詰めた極貧の世界の醜悪

2000年前後、ブラックアジアを書き始めた同時期、多くの日本人のハイエナたちのアクセスを集めていた東南アジアの売春地帯紹介サイトが、『外道の細道』と『プノンペン怪しい掲示板』だった。

どちらもカルト的な人気を誇っていたと言っても過言ではない。多くの日本人のハイエナを東南アジアの売春地帯に呼び寄せていたのは、この2つのサイトの存在が大きかったというのは誰しもが認めるところだろう。

売春地帯は金がかかり、多くの男はスレた女性に振り回されて金を無駄にしたくないという切迫した気持ちを持っているので、「どこの店が良い、あの女性はどうだった」という情報が載っているサイトは多くの人を惹きつける。

この2つのサイトは、一方はタイの、一方はカンボジアの売春地帯の場所や女性たちを赤裸々に紹介していたサイトであり、それがゆえにハイエナに大人気だった。

しかし17年経った今、時代は変わり、この2つのサイトはどちらもアンダーグラウンドの闇に消えて人々の記憶から消え去ろうとしている。

もちろん、復活もない。『外道の細道』の外道紘こと新井知宏氏は2012年3月15日、『プノンペン怪しい掲示板』の井上一世こと大鋸力也氏は2016年9月26日に亡くなった。



 


2017-02-04

プノンペンあやしい掲示板の「井上一世」氏が死んでいた

昨年だったが、風の噂で「盲目の井上さんという人がプノンペンで極貧生活をしている。ご存知ですか?」という話を人づてに聞いたことがあった。

盲目の日本人は知らないし深い関心もなかったので、そのまま記憶の外に消えてしまった。私が関心を持っているのは東南アジアの女性であって日本人の男ではない。

ところが最近になって、「数ヶ月前にこの人が死んだ」ということを今度は別の人に聞かされた。

インターネットを見てみると、クーロン黒沢氏がさかんに取り上げているのだが、彼の文章を読むとこの井上氏はかつてプノンペンの売春地帯の掲示板を作っていた男だったということに気付いた。

彼とは何度かメールのやり取りをしたが、ブラックアジアに載せていた地図を彼の掲示板に掲載したいという内容のものだった。私は了承して、彼はそれを自分のサイトに取り込んだ。

文面はとても真面目で、アンダーグラウンドの世界にいる男ではあったが、礼儀正しさや謙遜をきちんと持ち合わせていて、表社会の人が東南アジアの真夜中に飛び込んでいったという背景が垣間見えた。

カンボジアについては、私自身はすでに2001年には完全に撤退していた。カンボジアという国自体は好きだったが、この国の当時の売春地帯には大きな問題点があった。



 


2016-11-06

残虐なレイプ殺人で殺されたカンボジア女性の2つの事件

閲覧注意
カンボジアのシアヌークヴィルはとても素晴らしい場所だ。静かなビーチがあり、観光客が安心して泊まれる宿もある。島に行きたければ、ロン島という小さな島もある。

2015年の6月、ここをひとりで歩いていたという日本人女性が2人組の男にレイプされそうになった事件があった。幸いにして犯人は逮捕されて、盗まれた金も戻って来たのが不幸中の幸いだった。

カンボジアでは日常茶飯事でレイプ事件が起きているし、レイプされて殺される事件も普通にある。カンボジアは治安が良くなってはいるが、何をしても安全だというわけではない。

タイでもしばしばレイプ殺人事件が起きているが、そのタイよりも治安が悪いのだから、女性がレイプされて殺される事件がしばしば発生したとしても不思議ではない。

ロン島の日本人女性が「殺されないですんだ」というのは、想像以上に幸運なことだったのだ。

最近、カンボジアでは2つのレイプ殺人事件があった。現場は、ひどいものだった。

どちらも山中に放置されていたのだが、ひとつの方は殺されてから発見されたのが数日かかったので、死体は腐乱しつつあり、蠅がびっしりとたかっていた。あと数日遅ければ、蛆にまみれていただろう。そんな死体だった。



 


2016-10-30

処女取引。カンボジアには、まだスワイパーの呪いが残る

カンボジアはかつて少女が3ドルや4ドルで売春していた国だ。そのため、1990年代の後半から2003年頃まで世界中のペドフィリア(児童性愛者)が集まって、世界最悪の売春環境になっていた。

その中でも悪名高い売春地帯だったのがスワイパーである。

一部の男たちは10歳前後の少女すらも欲していた。そして、事もあろうにスワイパーの売春宿の経営者は、平然と少女を提供していた。尋常ではない暗黒がそこにあったのだ。

そのため、カンボジアは2001年から急速に全世界のNGO団体の重点監視国と化して、スワイパーだけでも4つほどの団体が出入りする男たちを監視していた。

そうした中で摘発が何度も行われるようになり、やがて2003年には大規模摘発で売春地帯スワイパーは壊滅した。

ところが2004年に私が本当に壊滅したのかどうか見に行くと、確かに表側では壊滅していたのだが、地下ではまだ「少女売り」のビジネスは継続していたのだった。

この闇の売春ビジネスはまだ続いているというのは、2016年10月27日に新聞社「南華早報」が報じている。



 


2016-09-14

共産主義の独裁者はインテリを憎んで無学な子供たちを好む

カンボジアで狂気のポル・ポト政権が成立したのは1975年4月17日のことだった。狂気の指導者であるポル・ポトが当初から敵視していたのは「インテリ層」だった。

ポル・ポト自身は教師出身のインテリなのだが、極端な共産主義に染まっていたポル・ポトは、新しい国「民主カンプチア」を設立するにあたって知識人は不要だと考えた。

ポル・ポトは自分が支配するカンボジアを「原始共産主義」の国にしようと考えていて、「国には指導者と農民がいれば、あとは必要ない」と割り切っていた。

そのため、まだ西洋思想や民主主義や資本主義のような「堕落した思想」を知らない子供たちを親から引き離し、原始共産主義の思想を洗脳し、邪悪な思想に染まった人間を殺すように命令した。

子供たちは忠実にそれを実行した。インテリを敵視し、医師や教師や経営などの職に就いていた人間はことごとく殺害していった。

国からインテリが一掃できればできるほど「民主カンプチア」は理想に近づくとポル・ポトは本気で考えていた。それほど、ポル・ポトは「物を知った人間」を嫌ったのだ。






2016-07-22

スワイパーでは今も貧困と共に少女売春が地下で生き残る

カンボジアにはかつて、「スワイパー」と呼ばれる売春地帯があった。(小説『スワイパー1999』と、その時代背景の解説について

2003年に完全に息の根を止められたとされるこの売春地帯だが、私が2004年に再訪すると、裏通りで馴染みの老婆がまだ非合法の売春ビジネスを細々と続けていた。

そして、静かにやってきたドイツ人がこうした闇ビジネスの顧客として関わっていた。あれから、すでに10年以上経つ。カンボジアはどうなったのか。

もしかしたら、まだカンボジアの闇は変わっていないのかもしれない。

アメリカ出身の牧師、ドン・ブリュースター氏はカンボジアに移住し、そこでカンボジアの貧しい人々の支援に入っていた。そんな中でこの牧師が見たのは、実におぞましい「伝統」だったという。

何が起きていたのか。ブリュースター氏が支援している貧困家庭の少女キエウの身に起きたことをドン・ブリュースター氏はCNNに話している。



 



お願い

  • ブラックアジア本文の全面転載は、いかなる理由があってもお断りします。
  • 本文の舞台、参考になる写真がありましたら、提供いただければ嬉しく思います。感想やご意見も、お待ちしております。趣旨に合うものについては、積極的に反映していきたいと考えております。(メールはこちら