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2012年6月10日。ミャンマーのテイン・セイン大統領は、西部ラカイン州で仏教徒とイスラム系少数民族の「ロヒンギャ」の間で深刻な対立と衝突が起きているとして、非常事態宣言を発令した。

この対立がミャンマー全土に拡大していく懸念があるということから発令されたものだった。

ミャンマーはアウンサン・スーチー氏が民主化運動を開始したばかりである。

いよいよ、民主化に向けて国が変わっていこうとする矢先の非常事態宣言になるが、もし多くの少数民族がこれに呼応して暴動・衝突が拡大していくと、いったん動き始めた民主化への取り組みもまた萎んでいくかもしれない。

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