タイは2001年2月のタクシン・シナワット首相の登場から、少しずつ東南アジア最大の歓楽街・売春地帯を規制するようになった。

それは主に2つの理由があった。1つ目は「快楽の街」という汚名をそそぎ、タイを健全化すること。2つ目は蔓延するドラッグを撲滅することだった。

当時、タイではヤーバー(覚醒剤)の中毒になった人間が、毎日のように狂ったような事件を起こしていた。

これを何としてでも解決しないと、国全体が麻薬禍に飲み込まれて大きな社会不安を引き起こす危険性があった。

ドラッグが一番蔓延していたのは、例によって歓楽街・売春地帯だった。当時はパッポンでもナナでも、麻薬の売人が公然と歩いていたし、売春女性も多くがヤーバーを飲んでいた。

だから、タクシン政権は歓楽街・売春地帯を規制し始め、タイの健全化に向けて剛腕を振るい始めた。

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