この世には売春地帯という昼間の世界とはまったく異質な空間が世界中にある。売春ビジネスは多くの国で合法ではないにも関わらず、それは決して人間の社会から消えることがない。

ある売春地帯は潰される。ある売春地帯は廃れる。売春地帯は時代の徒花(あだばな)と呼ぶに相応しい。徒花(あだばな)とは、「咲いても実を結ばない花」という意味で、「無駄花」と呼ばれることもある。

外見はとても華やかでも、いろんな意味で「実を結ばない」のが徒花だ。売春地帯は、そこにいる女性たちとの関係も徒花であり、売春地帯という地域そのものも徒花である。

売春地帯で得た関係は、実を結ばない。しかし、それでも堕ちた男たちがそれを求め、堕ちた女たちがそこに集まる。そして、時代が変遷して形を変えながらも、この時代の徒花である売春地帯は世界の真夜中に潜む。

あちこちに売春地帯があるとすれば、世界を代表するような売春地帯もある。それは、どこなのだろうか。あなたは、世界10大売春地帯を知っているだろうか?

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