アマゾン・キンドルで小説をひとつアップしました。小説『スワイパー1999』です。

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「スワイパー」というのはかつてカンボジア・プノンペンに存在していた猛烈に悪評を轟かせていた売春村です。1999というのは1999年を象徴しております。

この当時のカンボジアは貧困売春の絶頂期であり、多くのハイエナたちがウロウロしていた時代です。カンボジア政府もそれを知っており、当時のチア・ソパラ市長や観光省などもその事実に苛立ちを隠せないでいた頃です。

売春村スワイパーは、ちょうどこの頃、警察や政府関係者も一緒になって売春ビジネスに依存し、ここで生み出す金をタカって賄賂としてもらっていたので、一斉摘発などできるはずもない時代でした。

この頃のスワイパーのことを、実話をモデルにして小説の形で書いてみました。


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スワイパーという売春地帯については、もうどんな売春地帯だったのかを知っている人は、ほとんどいなくなってしまいました。今では誰もこの罪深き村のことを語りません。

すべて実際にあった事件を取り入れています


当時のカンボジアの売春地帯については、著書『ブラックアジア第一部 売春地帯をさまよい歩いた日々』で取り上げました。そういった意味で、この「第一部」を気に入って下さった方には、再度その雰囲気を味わうことができると思います。

もしかしたら、ブラックアジアの読者の中にも、スワイパーをさまよっていた人がおられるかもしれませんね。

ブラックアジアというサイトは、このカンボジアの売春地帯を描写するために書き始めたものです。

そう言った意味で、この小説『スワイパー1999 カンボジアの闇にいた女たち』は、ブラックアジアの本当の原点であると言えると思います。

この売春地帯は2013年には完全閉鎖しました。このあたりの推移については、こちらで細かく取り上げています。(2003年1月24日、カンボジア・スワイパーの命運が絶たれた

カンボジアはもちろんカンボジア人の国なのですが、売春地帯には隣国ベトナムの貧しい女性たちがたくさん売られて来ており、このスワイパーは100%ベトナム人が売春をしていた村でした。

日本のかつての遊郭の最底辺に堕とされていた女郎と同じく、貧しさゆえに女衒に売られて売春地帯にやってきており、それが全世界から人身売買であると批判されていました。

そんな中で、スワイパーの女性たちがどのような人生を送っていたのかは、あまり知られていません。

日本でこの村のことをまとまった文章で残しているのは、書籍『ブラックアジア第一部』と、この電子ブック『スワイパー1999』しかないと思います。

この小説に書いた女性たちは、それぞれモデルがいます。出てくる男たちも、もちろんみんな実在の人物がいて彼らをモデルにしています。

さらにこの物語で登場する女性たちの運命も、脚色はしているのですが、すべて実際にあった事件を取り入れています。女性たちの運命は、私の創作というよりも事実に近いものだったと考えて下さい。

彼女たちが所属していた売春宿は「九十九番館」とありますが、実際にはそんな番号の売春宿は存在しません。しかし、いくつかの売春宿をモデルにしています。

少なくとも4人の女性が出てくるので、この小説も長いものになりました。通常の文庫本で言えば300ページくらいの分量はあると思います。

関心のある方がおられましたら、ぜひお読みになってみて下さい。





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