平成24年度版の警察白書を見ると、警察に届け出があった風俗営業の業者は全国合わせて2万9391件近くあり、その総数は増えている。

ソープランド、店舗型ファッションヘルス、ストリップ劇場、アダルト喫茶等は横ばいか、逆に減少傾向にある。しかし、店舗型風俗特殊営業の総数は増えている。

それはラブホテルがこのジャンルに入っているからであり、店舗型風俗店が増えているわけではない。

凄まじい勢いで増えている「風俗」は言うまでもなくデリヘルだ。2007年には1万1236件だった届け出は、2011年に入ると1万8336件になっている。4年間で63%近い増加率である。

この中で東京はデリヘルの激戦区で、最も新しいデータである2013年の警視庁管轄の統計を見ると3421件ほどあると言われている。これに「もぐり」のデリヘル業者もあるわけで、すべて合わせると間違いなく4000件以上になる。

この4000もの業者の中から女性を選ぶというのは、並大抵の作業ではないと思うのだが、実際はそうでもないようだ。

2016年4月のある日、私は新宿で風俗全般を取材対象にしているひとりの雑誌記者に会ったのだが、彼が言うには「風俗総合紹介サイト」のようなものがいくつもあって、それを使うのが一般的だと教えてくれた。

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