現在、日本は子供の6人に1人が貧困であると言われているのだが、貧困に堕ちる子供たちの少なからずは「ひとり親」であると言われている。

ひとり親というのは、子供にとって父か母のどちらかがいないという状態なのだが、それは父親と死別したとか母親と死別したというものではない。

ほとんどは、両親の離婚で一方が出ていって、片方の親が子供を育てる事態となって「ひとり親」となっている。すでに「子はかすがい」とはならない。ドライに関係は切れる。

子供はどうするのか。子供は母親に懐くし、母親もまた子供を離したがらないので、ひとり親と言えば多くが「シングルマザー」である。

本来であれば、離婚したとしても父親は養育費を払って金銭的に子供の面倒を見る必要がある。別れたとしても、自分の子供には間違いないからである。血はつながっている。

しかし、多くの場合は養育費はほとんど継続して払われることはない。父親は最初から払わないか、途中で逃げてしまうのである。

そしてどうなるのか。シングルマザーの50%が貧困であるのを見ても分かる通り、母子ともども凄まじい貧困の中に堕ちていくことになる。

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