今でもタイは物価が安いというのは事実である。だからこそ多くのバックパッカーが長旅を求めてやってくる。

しかし、ここに来てタイも経済発展によって物価が上がり気味になっているのは誰もが指摘するところだ。タイでは2013年に最低賃金が引き上げられたのだが、そこから一気に物価が上がったと言われている。

それでも普通に生活する分には日本よりも安い。

2000年代はタイの屋台ではカオパット(炒飯)やパッタイ(焼きそば)が20バーツだったが、それが現在では40バーツほどになっている。

額としては2倍のインフレだ。1バーツ3.2円換算で考えると、64円が128円になったということになる。

しかし、2倍になったとしても、炒飯がそんな値段で食べられるのであれば、それは日本人にとっては「まだ充分に安い」と言っても過言ではない。

では、真夜中の売春地帯をうろうろするハイエナにとって、物価高は影響を及ぼしているのだろうか。

もちろんだ。タイの物価高は日常の世界よりも、むしろ夜の世界の方でインフレが進んでいる。今の価格は、どのようになっているのだろうか。

......