2016年から、いよいよAV(アダルトビデオ)業界の摘発が本格的になっていることを知らない人はいない。

事の始まりは、アダルトビデオへの出演強要だった。

2014年あたりからこの問題が指摘されはじめて、今まで闇に消されていたAV業界のダーティーで深刻な側面が少しずつ漏れ伝わるようになっていた。

今までアダルトビデオ業界は「可愛らしくて若い子が自ら進んでAV業界に入っている」という建前を押し出していた。実際にそのような女性も少なくないので、それは嘘でも何でもないのは事実だ。

最近、私もひとりのAV女優に会って話を聞いているのだが、彼女も「興味があって自分からプロダクションにいって面接を受けた」と話した。(AV女優(1)。スカウトではなく自分から面接に行った

AV業界はこうした「自ら進んで女優になった」という女性ばかりを前面に押し出して、それで業界の闇を覆い隠してきた面がある。

しかし、その陰で「そうでない女性」も大量にいたのが、暴かれるようになっているのである。それがクローズアップされたのは、2015年9月29日からだ。この日、何があったのか。

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