ブラックアジア in ジャパン
身長145センチのこの女性は、自分に何が求められているのか知っていた。だから彼女は求められているものになりきろうとしていた。

未成年の少女のような格好をして、少女のような声を出し、少女のようなしぐさをし、大きなカバンの中にはスクール水着や体操着を入れて男たちの要望に応じてそれを着る。

「なりきるのは楽しいの?」
「楽しいよ。すごく楽しい!」

彼女は即答した。男たちはそれを求め、彼女はそれを楽しんでいる。誰も損しないウィン・ウィンの関係がそこに成り立っているのを私は確認した。

そういえば、広島最大のデリヘル店「カサブランカ」を経営する長谷川華さんも、デリヘル店を興す資金は小学校のコスプレを好む高齢者の本指名客で得たものだったのを私は思い出していた。(長谷川華という女性(1)負けず嫌いの「元」デリヘル嬢

「演じているイメージは、小・中・高のどれなの?」

それを聞くと、彼女は「分かってないな」とでも言いたげな顔をして、意味ありげに私を見つめた。私が何を分かっていないのか、彼女は説明した。

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