1993年1月27日生まれの南スーダンのモデル、ニャキム・ガトウェクという女性は、一度見たら誰もが忘れられない強烈な印象を持つ。

黒人は通常、エボニー(褐色)と自らを「正確な肌の色」で呼ぶのだが、ニャキム・ガトウェクはエボニーではない。人間は、これほど黒い肌を持ち得るのだろうか、と思えるほどのブラックなのである。

彼女は「闇の女王」というニックネームを持っているのだが、まさに彼女の肌は「ダーク(闇)」だった。

彼女は自分の肌のブラックを「大胆だ(Bold)」と言う。人々の目を釘付けにする大胆なまでの黒が彼女のすべてだ。この「大胆」を示す "Bold" という単語は「強調する」という意味も含まれている。

凄まじいまでの「黒」ぶりに、彼女がモデルデビューすると、たちまちのうちに話題を独占し、若き人気モデルのひとりとして頭角を現すようになっていった。

通常、アメリカの黒人たちは「黒い肌に誇りを持つ」と言いながら、実は黒い肌にコンプレックスを持っていて、黒が薄い黒人が恋人として人気になっているとも言われている。肌の色に関しては、複雑な感情があるのが垣間見える。

しかし、ニャキム・ガトウェクは違う。

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