数ヶ月前、アメリカに行くために風俗で働いているという28歳の女性と話をした時、「アメリカに何しに行くの?」と尋ねたら「将来はアメリカ人と結婚したい。英語もしゃべれるようになって面白そうだから」と答えた。

外国人と結婚したり外国で生活するのは「面白そう」という感覚が彼女にあって、そのために風俗で金を稼いでいるのだと彼女は私に説明した。

彼女は本気だった。そのために英語も勉強していて、英語学校なるものにも通っていて外国人の先生に習っているという。

この英語学校に通う彼女の女友達は、ただ英語を話せるようになりたいだけで外国人の男と付き合っており、彼女はそれを「偉いよね」と評価していた。

「じゃ、英語を覚えるためだけに結婚するのもありなの?」
「全然ありじゃない」

それから28歳の彼女は「その気になったら、相手なんかすぐに見つかるから」と豪語した。それを聞きながら、私は東南アジアの女たちと彼女の感覚がまったく同じなことに気付いて苦笑するしかなかった。

彼女も風俗で働く身だ。夜の女にとって結婚というのはとても「軽い」出来事のように見えているのかもしれない。

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