ブラックアジア - 注目のランダム・トピックス
◆テロ情報とバンコクで両足を吹っ飛ばしたイラン人のスパイ ◆モロッコ。強烈な美貌を持った女たちが潜む国とその裏側 ◆暴力地帯の少女も、女子高生も性の対象だったのだ ◆美しい女性は、肌の色も、文化も、宗教も、すべて超越する
◆中共エリート幹部がスワッピング行為を写真に残した理由 ◆途上国特有のトラブル満載のバングラデシュに戻りたい理由 ◆タイの暗部に潜む外国人の売春女性と、ロシア系マフィアの影 ◆「私の子供、買ってくれない?」と私に言った母親たち

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2017-09-22

貧困、格差、少子高齢化。危機が分かっていても避けられない

2017年9月15日、国連は2016年から世界の飢餓人口が再び増加していると報告している。現在、飢餓人口は約8億1500万人であると言われているのだが、これは全人口の約11%に当たる人口だ。

東南アジアでは飢餓人口が減っているのだが、南アジア、中東、アフリカ大陸では依然として飢餓人口が多いままで推移している。全人口の約11%が生存ギリギリなのだ。

この飢餓人口は、紛争・災害・世界経済の善し悪しですぐに1億人単位で変わってくる数字である。

たとえばリーマン・ショックの翌年である2009年は飢餓人口が10億人を突破していたが、この年は人口増加と天候不順に金融危機が重なって飢餓人口が拡大した年でもあった。

2009年の10億人という飢餓人口は最高水準だった。貧困国の飢えは絶望的なものがあるが、その飢餓が先進国の人口にも生まれていたのが特徴的だった。

先進国の人間が飢餓に陥るのは、もちろん貧困に落ちるからである。貧困に落ちる最大の原因は失業である。失業問題は世の中がグローバル化してより深刻化している。

単純に言えば、今まで先進国の労働者がやっていた単純労働などは、貧困国の労働者が安い価格でするので、先進国の労働者は仕事が見つからなくなってしまったのである。






2017-08-31

格差の次には「何がくるのか」を日本人は理解しているか?

現代社会では、経済格差がどんどん広がっている。最初は少しの差であった格差は、やがては1000倍も2000倍も、いや1万倍も2万倍も開いて、もはや貧困層がどうあがこうが克服できないものとなる。

そして、この極度なまでの経済格差が定着すると、その後に何が来るのか理解しているだろうか。

それは、もちろん「階級」である。

世界の多くの国では、ひとつの国家が見えない層(レイヤー)で区分けされている。経済格差の層である。この経済格差の上と下とでは生活も文化も考え方も違う。場合によっては話す言葉までもが違ってくる。

メキシコでも、ブラジルでも、アメリカでも、イギリスでも、安全な地域と危険な地域は明確に分離して存在している。

分かりやすく言えば、金持ちたちが集う地域は安全だ。そして貧困層が集う地域は治安が悪い。だから金持ちは貧困層がいる地区には決して足を踏み入れないし、逆に貧困層が金持ち地区に行っても警備員や警察に追い出される。

それが定着すると、世界中どこでも貧困層と富裕層は自然に、明確に、完全に分離し、長い年月を経て同じ民族でも違う文化や生活になってしまうのだ。






2017-08-20

世界を揺るがす移民問題とは、つまり形を変えた貧困問題だ

かつて、ユダヤ人や、中国人や、インド人は、世界中あちこちを流浪する民族だと言われた。実際、これらの国民は、今でもあちこちの国を流浪し、居住している。

流浪と言えば、ヨーロッパで大きな問題になっているのがロマだが、かつてジプシーと呼ばれたこの民族も国境を無視してあちこち流浪して生きている。

大勢でやってきて勝手に適当な広場に居ついて、泥棒、売春、物乞いをビジネスとして行ったりするので地域社会からもひどく嫌われている。

現在、国をまたがった人の移動が大規模に起きている地域はEU(欧州連合)なのだが、EUは「ヒト・モノ・カネ」を自由にする実験的試みだった。

その結果、EUの中で比較的貧しい東欧の若者たちが自国を捨ててイギリスやドイツに住み着いたり、逆にリタイアした高齢者がフランスやギリシャの景勝地に移動したりする動きが普通になった。

それだけでなく、アフリカや中東からも大量に異民族が移民・難民として流れ込むようになっており、それが治安の悪化、文化的な軋轢、テロの増加と、大きな悪影響を及ぼすようになってきている。






2017-08-17

イギリスの社会荒廃が生んだパンクな女たちを愛せるか?

1945年に第二次世界大戦が終結した後、イギリスは勝戦国の側にあったが、国土は荒廃し国力はズタズタになっていた。

ナチス・ドイツは1940年9月から8ヶ月に渡ってロンドンを激しく空爆し、4万3000人が死亡、100万人以上が家を失うという凄まじい被害が発生していたのだ。

戦後、イギリスは労働党によって再建がなされるのだが、ここで取られた政策が、「ゆりかごから墓場」までの安定を約束する福祉充実と、石炭・石油・通信・鉄道・鉄鋼等の産業の国有化だった。

戦争によって壊滅した国土を復興させるためには、国が強い指導力と産業保護をしなければイギリスは立ち直れなかったはずであり、この政策は当初は正しいものであった。

しかし、やがて10年経ち20年経つとこの「ゆりかごから墓場」までの福祉政策が国を停滞させるようになっていった。

国営企業は非効率で保守的な運営をし、人々もまた厚い福祉政策にどっぷりと浸って新しい時代を切り拓く能力を失った。人々はこれを「英国病」と呼んだ。

さらに1970年代の石油ショックは停滞していたイギリス経済を直撃し、急激に社会が疲弊して活力が失われ、底知れぬ貧困と閉塞感が次第に強まっていった。そして、アンダーグラウンドで何が生まれたのか?



 


2017-08-10

消費が大歓迎される社会で生き残るのは逆に消費しないこと

私たちは「消費時代」に生きている。ほとんどのメディアはコマーシャルで成り立っているのだが、このコマーシャルというのは、私たちに「何かを買わせる」という目的がある。

コマーシャルは魅力的だ。コマーシャルは印象に残る。コマーシャルは執拗に繰り返される。そのため、私たちは長くコマーシャルに接していると、宣伝されているモノを買わずにおられなくなる。

洗脳意識にまでコマーシャルが刻み込まれ、忘れられなくなってしまうのだ。覚えようと必死になっていた勉強の内容は忘れても、覚えるつもりさえないテレビのコマーシャルなら思い出すことができる人は大勢いる。

ところで、現代は資本主義が社会の隅々にまで覆い尽くしている。所有する金は多ければ多いほど良い。

では、何も持たない人間が「資産」と呼ぶべき金を持つには、どうすればいいのか。それは、「貯める」という基本的なことができていなければならない。

事業を興すとか、何らかの才能をマネタイズするとか、宝くじを買って祈るとか、何かのギャンブルでひと山当てるという方法もある。

しかし、それは必ずしも成功するものではないし、成功したとしても「貯める」」という基本ができていなければ、手に入れたものは右から左へと消えていく。

生き残るには、基本は「貯める」ことにある。しかし、基本が徹底されることは、いつの時代でもない。






2017-08-08

優しい人を踏みにじりながら天国を求める人間の矛盾と傲慢

優しい性格の人と一緒にいると心が洗われる。優しい人と一緒にいると、とても安心できる。その優しさは殺伐とした社会だからこそ貴重でもある。

ところが、このような人たちは往々にして社会の犠牲になる。なぜなら、社会は優しくないからである。この世には強欲で、自己中心的で、粗野で、暴力的で、他人を踏みにじっても何とも思わない人たちがサメのように旋回している。

そして、優しい人の優しさに付け入って、自分の都合の良いように徹底収奪していくのである。優しい人は食い散らかされていくと言っても過言ではない。

その光景は残酷だ。優しい人は、社会に無理難題を押しつけられても拒絶できない。優しい人は、強欲な人に何かを頼まれたら断れない。優しい人は、相手が悪意を持っていると分かっていても拒絶できない。

優しさは、そうやって優しさに重きを持たない人に容易に踏みにじられて使い捨てにされる。

しかし、優しい人は優しいがゆえに自分が社会の犠牲になったことを声高に叫ぶことはないし、謝罪しろ賠償しろと相手にねじ込むこともない。相手に配慮する優しさがあるので、その優しさに自分が潰されていく。






2017-06-21

「死にたい」というのは理想。「死ねない」というのが現実

イギリスのロック・グループである「The Who」のピート・タウンゼントは、大ヒットした曲「マイ・ジェネレーション」の作詞作曲を行った人物だ。

ピート・タウンゼントが二十歳の頃に作詞したこの「マイ・ジェネレーション」の歌詞の中には、以下のものがある。

I hope I die before I get old.
(歳を取る前に死にたいぜ)

この短いセンテンスは以後、大人に反撥する若者たちの合い言葉となって、その後のロックやそれ以後に生まれるパンクに大きな影響を与えるものとなった。

実際、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソンなどが全員大人になる前の27歳で死んでいった。他にも27歳で死ぬロック歌手は大勢いて彼らは「27クラブ」と呼ばれている。

27歳でなくても、セックス・ピストルズのシド・ビシャスのように21歳で死んだロッカーもいる。

「歳を取る前に死にたい」というピート・タウンゼントが書いた歌詞は、反体制のシンガーたちの「死に急ぎ」を象徴するものとなった。ところが困ったことがあった。






2017-06-20

ホリデー・ホラー。ファランが次々と死ぬパタヤのホテル

2016年5月、パタヤでひとりの男が姿を消した。スコット・バルフォーという元兵士で35歳のスコットランド人だった。

イラクで任務に就いていたが、最近は兵士をやめてバーの用心棒になっていた。

この男はタイ人妻と離婚したばかりだったが、彼自身はこのタイ人妻とふたりの間に生まれた子供が忘れられず、相変わらずタイで妻の居場所をうろうろしていた。

その最中に失踪したので、彼の親友は「絶対にタイ人妻が何かしたに違いない」とフェイスブックで訴えていた。

しかし、2週間近く経ってからバンコクの病院の死体安置所に、身元不明で保管されていた遺体のタトゥーが彼のものと一致した。

この男はパタヤのホテルで死んでいたことが判明した。

妻は関係なかった。彼はパタヤの「あるホテル」でひとりのレディーボーイと過ごしていたのだった。パスポートと財布は見つからなかった。

しかし、争った跡も遺体の外傷もなかったので、詳しい死因は分からないまま遺体はバンコクに運ばれ、死体安置所に保管されたままになっていたのだった。



 



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