ブラックアジア - 注目のランダム・トピックス
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◆「狼男症候群」なる特殊な遺伝性の病気を持つ中国の女の子 ◆ナテパダ・カルヤノン。2013年のミス・ティファニー優勝者 ◆貧困層は這い上がることができない。深刻なアメリカの現状 ◆フォークランド通り。現地の男も恐れる荒くれの女たちの巣

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2017-10-30

好きになった女性がレディーボーイだとしたら受け入れるか?

2000年前後のカンボジアの売春地帯には、レディーボーイはひとりもいなかった。この当時のタイの売春地帯には、もうすでにレディーボーイでいっぱいになっていたのだが、カンボジアは「女性のみ」だった。

ただ、当時のカンボジアにレディーボーイがいなかったわけではない。私はよりによってバッタンバン州の畑しかない田舎の町で異様な化粧を施したレディーボーイを見たことがある。しかし、それくらいだ。

ところが2017年5月、カンボジア・プノンペンの136ストリートのオープンバー通りのど真ん中に泊まって、日がな一日ぶらぶらしていたのだが、そこはどうだったのか。

かつてはほとんど見ないレディーボーイたちが、ここには大量にいた。レディーボーイ専門のバーすらも数件存在していた。

確かにタイのレディーボーイほど洗練されていないのは間違いないのだが、それぞれのレディーボーイが自分なりの化粧をして弾けるようなエネルギーで売春ビジネスをしていた。

「そうか、カンボジアでもレディーボーイが受け入れられるようになったのか……」

私は絡みついてくる「彼女」たちを見ながら、静かにそう思ったのだった。保守的な風土では「男が女装する」というのは許されていない。






2017-10-07

心が壊れていくのを「甘え」だと捉える風潮から自分を守れ

現代の複雑化した社会では、心を壊す多くの要因がまるで地雷原のように潜んでいる。

第三者にはとても些細に見えるものから、誰が見ても重いものまで、「心が壊れる」という結果は1つでも、そこに至る原因と経路はひとりひとり違っている。

倒産、リストラ、失職、多重債務、住宅ローン、借金の取り立て、連帯保証、生活苦、家庭崩壊、家族の死別、離婚、いじめ、性的虐待、家庭内暴力……。

失恋、アルコール依存、ギャンブル依存、人間関係、詐欺被害、犯罪被害、就職失敗、将来への絶望、病苦、仕事の失敗、ひきこもり、不倫、性同一性障害、災害、事故、定年退職、老衰、認知症……。

ありとあらゆるものが、心の破壊に結びつく。

人生は人それぞれ完全に違っており、考え方も感受性も価値感も同じ人はひとりもいない。だから、何に耐えられて何に耐えられないのかは人によって違う。

それなのに、本来の自分を殺しながら無防備に社会や会社や他人の価値感や生き方や規則に合わせていると、他人のために自分が壊されることもあり得る。






2017-03-13

家族の誰かが女装していたら、あなたは許容するだろうか?

ところで、あなたは女装したことがあるだろうか。あるいは、家族の誰かが女装していたら、あなたは「きれいだね」と許容するだろうか?

国外では、金のために女装して売春で生計を立てる男がいる。タイではそんな男たちが山のようにいるのは有名だが、何もタイだけの現象ではない。

世界中で、女装した男が、金のために身体を売っている。

欧米でも、南米でも、東南アジアでも、どこでもそうだ。そういった男たちを見て「彼らも生活があるのだから仕方がない」と許容する人も多い。

しかし、金のためではなく「趣味で女装する男」についてはどうだろうか。そういった男たちも、最近は非常に目立つようになってきた。

こうした男のことを「オートガイネフィリア」と専門用語で言うようだ。趣味で女装してどうするのか、という疑問があるかもしれない。彼らはなぜ女装するのか。それは、「女性としての自分を愛する」からである。

女装した自分の姿を見て、性的興奮を覚える……。

同じ女装でも、性同一性障害とはまったく違う理由であることが分かるだろうか。彼らは自分が女性だと思っているわけではない。女装した自分に惚れているのである。



 


2017-01-29

盗撮サイトに登録するほどの男も自分を異常とは思わない

人の性的な嗜好はそれぞれだ。自分がノーマルであると思っていても、他人から見たら充分に異常だと思われるような何かを隠し持っているかもしれない。

たとえば私は、売春する女たちと自分が深くリンクする人生を数十年も送って来たので、もはや今さら売春する女たちから離れられるとは思っていない。

そう言った意味で、普通の表社会の女性を愛する男から見ると、私は普通ではないと思われても不思議ではない。

しかし、驚くかもしれないが、私は自分自身が「あらゆる点から見て普通である」と主観的に思っている。

夜の女たちを愛しているのも、彼女たちが愛してくれたから離れられなくなったからで、愛してくれた女性たちを愛するということは異常というよりも逆に正常だ。

しかし異常性というのは、その時代その世界の人たちの総意で決まる。自分で決めるわけではない。

売春ビジネスに関わる女性が好きだというのが異常だと社会が思っているのであれば、私は自分自身がどんなに正常であると思っても異常の側に追いやられる。

そう言った意味で、たとえば自分自身は正常であるのに異常の側に追いやられている人たちは他にも大勢いる。



 


2016-02-15

「女になりたい」インドネシアの性同一性障害たちの光景

東南アジアのみならず、全世界の売春地帯には女装した男たちがいる。タイのレディーボーイは非常に有名だが、タイだけではない。

全世界の売春地帯で、多いか少ないかは別にして女装した男たちは絶対にいるのである。

シリアでもISISが同性愛者や女装者を建物の屋上から突き落として処刑していたが、逆に言えばイスラム圏ですらもそういった男たちは存在するのである。

もちろん、インドでもいる。ヒジュラはソナガチの売春地帯の入口にたむろしているのだが、化粧をして、サリーを着て、女性のように腰をくねらせて歩き、やって来る男たちに鋭い視線を浴びせている。

インドネシアにもそんな男たちがいる。この国ではレディーボーイたちのことを「バンチ」と言っていたが、真夜中のストリートや路上の街灯の下にはいつも彼らがたむろしていて、異様な雰囲気を漂わせていた。

化粧をしっかりして、女性のような恰好をしている。ハイヒールすら履いている。しかし、遠目で見てもその体型や化粧の感じで男であることが分かる。

真夜中の静寂の中、街灯の下で亡霊のように立つ彼らの姿は、時に鬼気迫るものすらもある。



 


2016-01-25

あなたは金のために女装して男と性行為ができるだろうか

あなたは「金になるから」と聞いて女装し、男と性行為ができるだろうか。

レディーボーイになって男に媚びたら儲かると聞いて「そうなのか、では明日から女装して儲けよう」と思う日本人は、それほどいないのではないだろうか。

そんな統計はないので何とも言えないが、恐らくほとんどの日本人は「女装までして儲けたくない」と思うはずだ。元から女装に関心があった男でもない限り、男を捨てるというのはやはり決意がいる。

「いくら生活のためと言っても、ここまでしなければならないのか」と自分に失意を感じるるはずだ。

性転換ではなく、ただの女装としても、飲み会の冗談でやるならともかく、それで稼ごうとは思わないはずだ。

レディーボーイと言えば、性同一性障害だけだと日本人は思うのだが、タイはむしろ金が儲かるから女装する「マネーボーイ」の方が多いのではないかと言われている。

つまり、「金になる」と聞いて、女装してレディーボーイになっているのである。

タイの男たちは細身で小柄な体型の男も多いので、女装すれば金になると思えば、女装できる環境にある。あとは女装する決意が問われるが、そのあたりの葛藤はあまり聞かれない。そして、金のために次々と事件を起こしている。



 


2015-03-09

トルコで、ひとりのレディーボーイが半殺しの目に遭った

閲覧注意
トルコはイスラム教国だが、ヨーロッパにも近いために東欧の女性が売られて身体を売っている。

トルコにも小さな売春地帯があるのは以前にも取り上げた。(トルコの売春地帯。東欧の荒んだ女性が落ちぶれていく場所

トルコは、イスラム国家としては珍しく売春が公然と行われている国なのである。しかし、公然と行われているから、理解されているというわけではない。黙認されているだけだ。

黙認されていると言えば、売春地帯に付きもののレディーボーイの存在もまたトルコでは黙認されている。

しかし、レディーボーイを明確に嫌うトルコ人は多いようで、しばしばレディーボーイが襲撃されるような事件が起きているのもトルコという国のアンダーグラウンドである。

トルコのみならず、イスラム教徒が多数を占める国では、性転換者が激しく嫌われるのは、よく知られている事実だ。



 


2014-12-16

LGBT。人と違うのを個性にするのは簡単に見えて難しい

あなたは日本で、「性別は男なのに女性の服を着ている人」が窓口にいる銀行を知っているだろうか、あるいは、そのような人が旅行代理店の受付や、薬局にいるのを見たことがあるだろうか。

性同一性障害(トランスジェンダー)の人たちは、日本では顧客と相対する窓口にいることはほとんどない。皆無ではないが、限りなくゼロに近いのではないだろうか。

これがタイに行くと、そこらじゅうにいる。

私はタイの銀行でカードの再発行をトランスジェンダーにしてもらったし、インド行きのチケットもトランスジェンダーに手続きしてもらった。頭痛の薬をタイで購入することも多いが、パタヤではトランスジェンダーに対応してもらった。

別に、トランスジェンダーがいる店を選んで入ったわけではなく、タイにはそういった人たちがたくさんいて、珍しくないのである。

タイはとてもトランスジェンダーに寛容な国である。だから、トランスジェンダーはタイでは隠すものではない。







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