ブラックアジア - 注目のランダム・トピックス
◆3歳の子供は、まだ「死」を理解することができなかった ◆米軍基地、世界最悪の治安、売春の横行するホンジュラス ◆桜木琢磨。中国で覚醒剤3キロを所持していて逮捕された男 ◆金を勝手に使われ、「返して」と言ったら恨まれて殺される
◆何も知らない普通の人をドラッグの世界に引きずり込む手口 ◆ナスターシャ・キンスキーが映画『テス』で見せた薄幸の由来 ◆売春、性奴隷、転売。ロヒンギャ族の少女が闇に堕ちている ◆女性用コンドーム。普及の道はまだ遠く改善の余地もある

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2017-03-20

スマートドラッグ。うまくやれば天才、下手をすれば廃人

眠気を吹き飛ばし、気分を高揚させ、覚醒を保ち、バリバリと仕事や勉強がこなせる。尋常でない集中力が得られるので、暗記すべきものを次々と覚えていくことが可能。

効き目はまるで覚醒剤だが、もちろん覚醒剤ではない。医師から正規のルートで手に入れる限りは合法だ。そんな魔法のような薬があったら誰でも欲しいと思う。

それは存在する。スマートドラッグである。

スマートドラッグのスマートというのは体型の話をしているのではなくて、頭脳の話をしている。日本語で言えば「頭の良くなるクスリ」である。

スマートドラッグは20年も30年も前から「嘘でも偽りでもなく、本当に頭が良くなるクスリ」として使われてきた。

それが効くのが分かっているので、ある女医は自分の息子に受験勉強用として、スマートドラッグを500錠も不正に渡していたという事件が1998年に発覚したこともあった。

「一日一錠を服用して3ヶ月ほどで止める」という使い方であれば、依存症に陥る前に抜けられるという実践者の証言もあったりする。実際、そのように使って知的能力を上げている人間もいた。



 


2017-02-19

女性を貧困に堕とす10の理由が分かっていても避けられない

女性が貧困に堕ちやすいのは、現在の社会システムが男に合わせて作られたものだからだ。

かつて「男女は必ず結婚し、男は社会で働き、女性は家庭を守る」という単一の価値感で社会が構成されていた。今でも、そうした価値感は色濃く残っているのかもしれない。

そのため、結婚せず、家庭を持たず、男性社会で働くことを余儀なくされている女性は、社会が想定している枠組みの中に収まっていないので、不利になる。どのように不利になるのか。

「女性は妊娠・出産したら家庭に籠もる必要があるので、休職させるよりも会社を辞めさせる」

「結婚して夫の給料で生活するのが前提なので、賃金は最初から男と差を付けて安くする」

「不意の結婚・妊娠・出産があっても、いつでも辞めさせることができるように非正規雇用で雇っておく」

このような条件が、暗黙の了解のように社会に定着しているのである。こうした社会は「改善されつつある」のだが、ここで改善が必要であるということは、相変わらず社会が変わっていないという逆説が成り立つ。






2017-02-05

プノンペンで全盲の井上氏を追い詰めた極貧の世界の醜悪

2000年前後、ブラックアジアを書き始めた同時期、多くの日本人のハイエナたちのアクセスを集めていた東南アジアの売春地帯紹介サイトが、『外道の細道』と『プノンペン怪しい掲示板』だった。

どちらもカルト的な人気を誇っていたと言っても過言ではない。多くの日本人のハイエナを東南アジアの売春地帯に呼び寄せていたのは、この2つのサイトの存在が大きかったというのは誰しもが認めるところだろう。

売春地帯は金がかかり、多くの男はスレた女性に振り回されて金を無駄にしたくないという切迫した気持ちを持っているので、「どこの店が良い、あの女性はどうだった」という情報が載っているサイトは多くの人を惹きつける。

この2つのサイトは、一方はタイの、一方はカンボジアの売春地帯の場所や女性たちを赤裸々に紹介していたサイトであり、それがゆえにハイエナに大人気だった。

しかし17年経った今、時代は変わり、この2つのサイトはどちらもアンダーグラウンドの闇に消えて人々の記憶から消え去ろうとしている。

もちろん、復活もない。『外道の細道』の外道紘こと新井知宏氏は2012年3月15日、『プノンペン怪しい掲示板』の井上一世こと大鋸力也氏は2016年9月26日に亡くなった。



 


2017-01-17

貧困層の救済が時間切れになり、スラムが必要になってくる

2017年1月に入って、厚生労働省がデータを出してきているのだが、生活保護受給者は現時点でもますます増える一方となっていることが報告されている。

生活保護に対する不正受給事件もあって、世間の目がとても厳しいものになっているのは事実だ。現場でも受給者の締め付けが厳しくなっているという声が多くなっている。

しかし、それでも生活保護受給者はどんどん増え続けており、今後も「減ることは考えられない」という状況になってしまっている。

2016年10月に生活保護を受けた世帯は163万7866世帯なのだが、これは3ヶ月連続の「過去最多」であると言われている。高齢層が生活破綻していき、生活保護を受けるしか生きていく手段がないところにまで追い込まれているのだ。

世の中が二極分化しており、富裕層が億単位で収入を増やしているのと並行して、貧困層は半年で約2万人単位で極貧に落ちている。

これは外国の話をしているのではない。日本の話をしている。株式資産を持っている人間は、2013年からの数年間でどんどん資産を膨らませた。

しかし、日本人で株式を資産として持つ人はほとんどいないので、むしろ時代に取り残されている人の方が多い。






2016-11-16

地獄を見るならインド売春地帯に行け。ただし問題がある

閲覧注意
日本で貧困問題が話題にならない日はなくなってしまった。それだけ貧困が切実なものになってきているということだ。

しかし、多くの日本人はまだ本当の地獄に堕ちていない。

なぜなら、多くの貧困は、まだ相対的貧困のレベルであり、絶対貧困ではない。さらに「貧困は問題だ」と議論してくれる人もいるし、生活保護もある。そして、先進国の豊かなインフラの中で暮らせる。

本当の地獄は、膨大な貧困層がホームレスのまま放置され、ホームレスの一家が路上で暮らし、もう誰もが貧困問題をあきらめて誰も貧困について議論しなくなり、生活保護も財政悪化で消えてなくなり、インフラも老朽化してスラムが生まれる社会を指す。

社会全体が貧困に堕ちたら、もう誰も貧困層を助けようという話はしなくなる。あまりにも貧困層が増えてしまうと、みんな貧困なのだから受け入れろという思考に転換する。そこからが本当の貧困、本当の地獄のスタートになるのである。

そんな社会は途上国にある。たとえばアジア圏で最も多くの絶対貧困層が溢れているのがインドである。貧困層は放置され続け、スラムが生まれスラムの女性は母も娘も売春したりして生きている。

本物の極貧地獄を見たければインドのスラム売春地帯に行けばいい。ただし、問題もある。



 


2016-10-17

事件に巻き込まれたら、自分がスーツケースに詰められる

閲覧注意
捨てられたスーツケースの中には、死んだ全裸の女性の遺体がバラバラに入っていることがある。

「なぜ全裸なのか、なぜバラバラなのか、なぜ女性なのか」という理由はこちらにも書いた。(スーツケースの中に、死んだ女性の死体が入っている恐怖

スーツケースは殺した人間の遺体を運ぶのにちょうど良い大きさの「容れ物」なのであり、さらに運びやすいように工夫されているので、まさに死体運搬用のケースとなっている。

必要であれば、死体をスーツケースに入れたまま堂々と運び出し、電車に乗ってどこかに捨てに行くこともできる。

グローバル化した現代では、スーツケースを持って歩くというのはさほど珍しい光景ではなくなっているので、なおさら死体を持ち運んでも目立たない。

かくして、全世界で犯罪者が室内で女性を殺し、死体をスーツケースに隠してどこかに捨てる事件が多発する。今でもあちこちで、スーツケース入りの死体が発見される。

もちろん日本でも死体の入ったスーツケースがあちこちで見つかっている。



 


2016-10-14

大阪のドヤ街「あいりん地区」はどんな光景だったのか?

かつて労働者の街と呼ばれた大阪のドヤ街「釜ヶ崎」は今では「あいりん地区」と呼ばれるようになっているのだが、名前が変わったのと同様に、街の性質もまた変わっている。

この街はもう労働者の街ではなく、福祉の街である。福祉の街というのは、福祉が行き届いた街という意味ではなく、年老いた労働者が生活保護や年金を搾取されながら暮らす街になったということだ。

生活保護を受給するためには、そうした交渉に慣れた人間が一緒にいくと受給しやすくなる。

そのため、あいりん地区ではドヤを経営する人間、介護施設、NGO団体、宗教関係者、政党が労働者を囲い込んで生活保護を受給させるように手配する。

そして、それを搾取する構造ができている。

もらえる福祉の金を搾取する。だから皮肉を込めて「福祉の街」と言われるようになっているのである。

そして、生活保護で生きながらえている高齢者から、さらにパチンコ店、ゲームセンター、中国人が経営するカラオケ居酒屋が金を散財させるように朝から晩まで老いた労働者を呼び込んでいる。そんな街を歩いてみた。



 


2016-10-13

鈴木傾城、あいりん地区で1泊1000円のタコ部屋に沈む

大阪のあいりん地区は、かつては「釜ヶ崎」と呼ばれた場所で、東京の山谷と共に日本を代表する「ドヤ街」である。ドヤ街とは「宿(やど)」を逆さに言った言葉である。

裏社会の人間は、自分たちが「裏側」であるという意識があるので、表側の人間が「やど」と言えば裏側の彼らは「どや」、「おんな」を「なおん」、「がくせい」を「せいがく」と逆に言って隠語にしてしまうのが好きだ。

そんなわけで、あいりん地区は宿街ではなくドヤ街と言われるようになって今に至っている。

私は大阪にしばしば足を向けるようになってから、たまたまあるとき、大阪環状線が事故で動かなくなったので、新今里駅で降りたのだが、そこがまさに「あいりん地区」だった。(大阪。あいりん地区と、飛田新地に寄ったので歩いてみた

あいりん地区は今も簡易宿・寄場と呼ばれる宿が密集しており、多くの労働者を吸収している。

ただ、今のあいりん地区はもう活気を失っており、暴動が多発した荒くれ者が集まって危険な空気を醸し出しているような場所ではない。

労働者は高齢化し、高齢化して生活が困っているところを宿が彼らの年金や生活保護費を搾取しながら成り立つ「福祉の街」となってしまったのだ。

しかし、何にせよ、ドヤ街はドヤ街だ。この中でもまだ「タコ部屋」と呼ばれるたった一畳の狭い部屋も残っているというので、物好きかもしれないが、わざわざ泊まってみた。



 



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